粉じん飛散予測システム「TOBASAN」は、安全建設気象モバイルKIYOMASA(NETIS KT-100110-V)で使用している1kmメッシュの高精度気象データを用いて、掘削や解体などにより発生した粉じんの飛散量や飛散方向を10mメッシュごとに予測し、現場の効果的な粉じん対策を支援するシステムです。
KIYOMASAのリアルタイム気象予測の活⽤ 現場の⾵向⾵速・降⽔量・湿度といった粉じん⾶散に関わる様々な気象データは1kmメッシュの⾼精度気象 データを活⽤しています。 ⼤気の安定度や⼟壌の湿り具合も考慮し、もし散⽔しなかった場合に、粉じんがどこまで⾶散するのかを 「道路環境影響評価の技術⼿法 2007改訂版 第2巻」に⽰された予測式などに基づき、10mメッシュごと に「⾮常に多い」「多い」「やや多い」「少ない」の 4段階で1時間ごとに表⽰します。
現場での作業⼯種をもとに、作業による粉じん⾶散量や⾶散⽅向を予測します(※1)。
⼯種は、掘削⼯、法⾯⼯、地盤改良⼯など22種類の⼯法から現場作業に合ったものを お選び頂けます。
(道路環境影響評価の技術⼿法 2007改訂版 第2巻に基づく)
⾶散予測は1時間ごとに表とマップで表し午前・午後の1⽇2回更新します(※2)。
※1 TOBASANでは、現場内の1ヶ所から粉じんの発⽣地点を想定し予測しています。
※2 午前中に更新される画⾯は当⽇の予測、午後の更新は翌⽇の予測が表⽰されます。
予測結果を1時間ごとにマップで確認できるため、粉じん⾶散が予測されている⽅⾓や⾶散に注意が必要な時間 帯が⼀⽬でわかります。近隣に⽥畑や茶畑、住宅地がある現場での粉じん⾶散対策を検討する場合に効果的です。
1kmメッシュというきめの細かい降⽔予測、⾵予測を活⽤することで 粉じんの⾶散⽅向を的確に捉えることができます。 粉じんの⾶散⽅向をあらかじめ把握できるため、⾶散⽅向を考慮して 「効率よく散⽔」でき、過剰な散⽔⾞の出動やホースなどによる散布 回数を減らすことができます。
朝礼や会議で毎⽇の⾶散注意⽅向を確認することで作業員の意識づけに 役⽴ちます。
月額費用 | ¥8,000/月 |
初期費 (サイト構築費) | ¥30,000/初回 |